-
CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
今週はじめ頃からBMW X5 Xドライブの35iをお預かり致しておりますが、昨日ご依頼いただきました全ての作業が終了いたしました。ご覧の通りバンパーを取り外しての作業では、ヘッドライトのHIDを更に明るく、そしてフォグランプもHID化してヘッドライトに近い色目にしてあげます。また同時にデイタイムランニングライトを新たに取り付けることにします。
HID関係では全て「BELLOF」で揃えますが、ヘッドライトにおいては純正HIDの明るさでは物足りず、SpecLeMans GT(スペックルマン)を使い、誰よりも明るく光りたいをテーマに、同BELLOF社のスタンダードのパワーユニットに比べ、何と150%もの明るさを可能をしました。純正での明るさでは物足りないオーナー様にとっては、まさにピッタリのHIDチューニングキットとなります。
フォグランプのHIDキットは”30Dynamis”のフォグランプ専用キットを使います。これはフォグランプのリフレクター等になるべくダメージを与えない様、フォグ専用のHIDキットとして開発されたものです。そしてヘッドライトGT5000のバルブの色にあわせる為、”30Dynamis”では6900kのバルブキットで対応いたします。
DRL(デイタイムランニングライト)も同じくBELLOFブランドで、100、150、215mmの3種類のサイズが出ていますが、今回はその中から100mmと150mmの2種類を使い、変則的な取付をしてみます。
2種類のDRLはフロントバンパーのフォグランプ下、左右のグリルの上下に穴を空け上部に150mmと下に100mmをセット致します。
バックランプもBELLOFのリバースLEDのT16を使い交換いたしました。
ライセンス灯は残念ながらBELLOFではなく、BREXのスティックバルブRRRで欧州車の多くに採用されている37mm 舟形球対応のLEDバルブです。球切れ警告灯の誤作動キャンセラーを内蔵しています。またRRR (Red Rays Radiator) は赤外線LEDを極的に外部に放出する画期的ソリューションで、従来の抵抗による伝導や輻射とは異なり、赤外線LED を用いてエネルギーを赤外線領域の電磁波として放出するブレックス独自の特許出願済技術です。
そして最後にTVをキャンセラーし、走行中でも映像が見られるように設定いたします。今回は”BMW CIC UNLOCK”を使いますが、この方法は新しいCD≠qOMによるプログラム変更システムによるテレビキャンセラーです。音楽CDを再生するように、システムROMを読み込むだけの簡単設定で、走行中のテレビやDVDのご試聴はもちろん、ナビの操作まで可能となります。
手順はとってもカンタンです。お知らせいただいたシステムシリアル番号により、専用のシステムCD≠qOMにて発行されており、音楽CDを再生するのと同じ要領でCDを読み込ませることで、iDriveシステムの設定変更を行います。 万が一、システムがリセットされても、再度CDーROMを読み込ませることで何度でも再設定が可能ですが、車体番号の異なる他の車種での使用は出来ないようです。
これにて時間的にも長くかかったX5の全ての作業は完了です。ヘッドライトはさすがに150%アップと言うだけあり、その閃光はフォグランプを含めハンパではありません。また昼間の顔はデイライトが点灯することで、自分の存在を誇示することで他車との差別化を図れることだけではなく、常に自分の位置を知らしめることから安全が一層約束されます。