-
CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
もう誕生から16年を経過するR230のSL55です。走行距離こそはまだ5万キロと少ないのですが、やはりお歳には勝てないところもございます。車検も控えこの2月に修理も兼ねながらお預かりしたのですが、ようやく今になって車両をお返しすることが出来ました。
その遅れの原因となった一番大きな理由がガルウイング化されているダンパーの交換で、当時取り付けたガルウイングは既に生産中止ダンパー本体のメーカーも特定できず、オーナー様がダンパーを制作してくれる工場を見つけ、製品化されるまで3カ月以上鰍ゥったのですが、いざ取り付けてみると全くガルウイングを持ち上げることが出来ません。
よってダンパーの再設定をしてもらうのですが、再度取り付けてみるとやはりガルウイングを持ち上げるには至りません。肩を落としたオーナー様が持ち帰っていた、オリジナルのダンパーを磨いてみるとメーカーを特定する手鰍ゥりが見つかりました
早速当社の工場長が先方に連絡を取ってみると、以前にも他の人から同じ問い合わせがあったようで、話はすんなりと運び当時のそのままのダンパーを手に入れることが出きました。もちろん動作も全く問題なく皆で喜んだのが6月の上旬です。
またサイドスカートの再塗装も済ませ、本来の目的であった車検を取得したところで、メーターのドット不良からのメーターのアッセンブリー交換をしますが、なんと交換されたメーターには「6.3-V8」があしらわれたSL63用ではありませんか純正交換部品として、現在はこのメーターが指定となっているようで、ディーラーの担当者も知らなかったようです。
ただしオーナー様はSL63のメーターに交換されたいとかねてより思っていただけに、この報告を聞いてとても喜んでおらりれまさに一石二鳥となりました。約半年ぶりのSLの帰還にオーナー様は乗れるか否か不安とのことですが、すべて万全の形でお渡しすることが出来、無事羽ばたいて行きました