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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
M≠aENZのW222 S550が先日タイヤが減っており、交換をしたいとのご相談を頂きました。
タイヤを確認させて頂くと確かに減っていはいるのですが、やけにタイヤの外側のみ異様に減っています。もしやと思い車を前後してブレーキを鰍ッタイヤの動きを見てみるとタイヤが前後に前後(移動)しています。
車をリフトで上げ下からフロントアクスルを確認してみると、ストラットアームのブッシュがかなり傷んでいることが分かります。
ストラットアームは社外品での対応は無く、純正パーツのみの設定となります。
取り外したストラットアームのブッシュは痛み、隙間が確認できます。
一方新品のストラットアームでは隙間がありません。基本的にアームやリンク類はゴムブッシュやボールジョイントによって連結され、決められた位置にセットされています。これらは走行中のクルマの動きを制御していることから、常に負担がかかっている部分となります。
ドイツ車らしい高い走行安定性は、サスペンションのリンクやジョイントによって実現されています。よってドイツ車にとってはそういった意味でも足回りのパーツが重要であることがご理解いただけると思います。悪くなった部分を交換することにより、新車時の素晴らしい直進安定性と、ハンドリングが戻ります。足回りのメンテナンスはグランプリにお任せ下さい