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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
BMW 新型新型5シリーズワゴン F11が入庫いたしました。本日はサスペンション交換作業を行います。
サスペンションは何処にするかを決めますが、5シリーズのツーリングではリアのサスはエアサスであることから、テスターで落とすかセンサーのロッドを変え、車高を下げるかのどちらかになります。前者ではディーラーでの協力を必要とするため、当社にて車高調整が出来る“H&R”のリアロッド付を選びます。
フロントは普通のコイルです。よって取り付けたら最後、車高の調整は出来ません。
リアはセンサーとロワアームをつなぐロッドを交換、車高の調整についてはロッドの長さ調整が可能であるため、可能な範囲でのロワリング調整が出来ます。
フロントはタイヤ接地面よりフェンダーアーチ上部まで、700mmであったのに対し交換後では685mmとなり、純正値からマイナス15mmとなりました。
リアでは純正が692mmほどあり、一度車両を下ろしたところで30mmほども落ちてしまい、フロントとのバランスを保つため再度調整をし直し、682mmに致しました。
H&Rのカタログ値からするとフロントマイナス30mmとありましたが、フロントで実測値でマイナス15mmほどと目標には届かず、少し残念な結果となりましたが、もう少し走りこむ事で更に5mmはいけるものと思われます。それでもたかが10mmほど、されど10mmでサイドフォルムでは、ご覧の通り「もっと落ちただろう」と思うぐらい、ローフォルムとなりました。そしてフロントよりわずか5mmリアの落ち幅を少なくしただけで、車が前傾姿勢になったことがお分かりいただけると思います