最盛期から２０年後とはなりましたが、Ｍ≠aＥＮＺ Ｗ１２４のステーションワゴンのＡＭＧルックを製作いたします。

　ＡＭＧのキット取り付け依頼を頂いてから、商品を取り寄せ集める事に３ヶ月を費やしてしまいました。先週揃ったスャCラーと車両から塗装パーツを取り去り、塗装から仕上がってきた事で、いよいよ最終的な取り付け作業に入りました。同様の作業は数多くこなして参りましたが、おそらく同じ最後の仕事からは少なくとも１０年次以上は経過しています。しかし作業を進めるうちに昔を思い出しながら、楽しく仕事をすることが出来ました

　取り付ける全てのパーツはオリジナルを守りつつも、テールレンズはスモークテールを手に入れた後、更に今風にスモーク加工を施して見たりしました。出来上がりはなかなかいい感じです

　ステアリングもウッド/レザーの物に交換を致しますが、当時でも内装に使われているゼブラノのウッドパネルに合うハンドルは少ないものでした。現在ではもちろん手に入れることが出来ないため、純正のウッドステアリングを元に特特注にて、ゼブラノに近いウッド加工をしてもらいました

　それでも内装のウッドパネルとは柄も違いますが、それほどおかしな程ではないため良しと致します。

　当社の若いスタッフのタカホはＷ１２４をＡＭＧ仕様に仕上げる事は初めてのことで、何をするにしても発見と感動があるらしく、全ての事柄が新鮮に映るようです。また施工前と施工後のあまりの変わりようにも驚いており、当時はこれだけ大きな変化があるだけに空前の大ヒットをしたのでしょうね一週間お預かりした１２４でしたが、本日にて無事オーナー様にお渡しさせていただきました。しかしまだこれで終わったわけではありません。次回はブレーキキットを装着する予定ですのでお楽しみに