ＧＯＬＦ７のオーナー様よりサスペンションについての御相談を頂きました。交換の理由は７万キロを超えそろそろショックアブソーバーのヘタリが見られ、ショックを交換にするに当たりバネも交換したいとのご依頼です。

　ショックアブソーバーについてはスメ[ティー性能を高めたいと当時に、乗り心地を損ないたくないということから、ＦＥＴの取り扱う「ＫＯＮＩ(ｺﾆ)」のニュードライビングコンフォート”Ｓｐｅｃｉａｌ ＡＣＴＩＶＥ”が早い段階から候補として挙がります。前モデルのＦＳＤ技術を用いたツインチューブ構造を取り入れた、現在のＫＯＮＩを担うショックアブソーバーとなります。

　サスペンションについては車高をなるべく下げず、１５ｍｍほどダウンをということで探しますが、悩みに悩んだ挙句データー的には前後２５～３０ｍｍほど下がることになりますが、他のサスで下がらないことも考慮し“Ｅｉｂａｃｈ(ｱｲﾊﾞｯﾊ)”をチョイス致しました。

　またさらに加えてサスペンションのマウントも前後交換させて頂きます。こちらはオリジナルのマウントに替え新しいマウントに交換するだけとなりますが、ついでに交換することでさらに足回りはシャキッとするのでお勧めです。

　フロントショックについては届いた商品が異なったりと、多少の事件はあったものの翌日には代品が届き早速取り付けに入ります。フロントは例によって交換前でタイヤの接地面から、ホイールアーチ上部まで６８３ｍｍから、交換後では６４５ｍｍと３８ｍｍもダウンいたしました。

　リアもフロント同様にオリジナルで６８７ｍｍでしたが、交換後では６５５ｍｍとマイナス３２ｍｍとなりました。

　前後マウントも変えることもあり、前後２０ｍｍダウンぐらいを予想していましたが、予想を裏切り意外な落ち幅となりました。乗り心地とハンドリングについては、予想通りというか乗り心地と運動性能の良さは素晴らしいもので、ワイディングをその気になって攻めれば、ちゃんとノーズはハンドルを切った方向に向く、素晴らしいサスペンションに仕上がりました