W176 A45にお乗りのお客様よりATF（DCT）フルードの交換をご依頼されました
VW,AUDIなどではよく交換するので、ベンツのＤＣＴでもそろそろ交換時期のお車も増えてきそうです

オイル、フィルターは信頼の純正品ですが、ＤＣＴオイルはＭＯＴＵＬ、ニューテックなども選択できます

まずはフィルター交換から、エアクリナーＢＯＸを取り外してからの交換なので少々大変です

まずは一つ目のフィルターですが新車から１万キロ以下でこんな感じです
次回は３万キロ前にはまた替えたいですね

下のドレンプラグよりオイルを排出しますが、今回は１万キロ前なので思ったよりは汚れていないです

オイルパンを取り外して、メインのフィルターを交換しますが、スペースがかなり狭いのでコツが必要です

エアクリナーなど戻していよいよ、オイルの注入ですが写真の注射器で添加剤を入れていきます（純正指定されています）

テスターにてオイルレベルの調整を行います。４０℃または７０℃で指定のレベルゲージ（車両にはついていません）にて調整をします。Ａ４５場合交換した時は５，３Lほど入る事になっていますが、テスターで測定モードにしてからでないと正確なオイル量が測れないので注意が必要です。
よく抜けた分だけ入れるような事も聞きますが、おなじ７ＧＤＣＴでも４５と１８０ではオイル量は違いますしレベルゲージの目盛りも違っていますので正確な道具を持っているところで交換をして下さいね

続いてデフのオイル交換もしました、これもまた抜いて入れるだけではないので注意が必要ですねしかもオイル量が少ないです

最後にテスターにてデフのメンテナンスリセットとオイル量をチェックしてやっと終了です
ただオイル替えるだけなのに手間がかかり過ぎるのも・・・どうなんだろうと思いますが４５系のＤＣＴオイル交換もお任せください