-
CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
昨年末にBC Forgedのホイールを入れて頂いた、W213のEクラスワゴンが入荷いたしました。先日ご連絡を頂きホイールがはみ出しており、ディーラーでの点検が受けられないと連絡を頂きましたが、元々車高を落とすことを前提とした設定にしていたため、本日は車高のロワリング化を致します。
ロワリング化するに当たり、サスペンションはエアサスとなっていることから、現車にはバネが用いられていないエアサスペンション仕様となります。よって車高を落とすため”iiD”のロワリングロッドを使い車高を落とします。
ロワリングロッドは純正ロッドとアッセン交換、ロッドの全長を変えて車高を落とす量を調整ができます。また取り付け後車両をリフトから降ろし、車高の落ち具合とホイールとフェンダーの位置関係を何度となく確認。これならディーラーで大丈夫というところまで調整を繰り返します。
ロワリングロッドを交換しないオリジナルの状態で、フロントの車高はタイヤの接地面からフェンダーアーチ上部まで712mmでしたが、ロッド交換後最終的な設定では680mmと、マイナス32mmとなりました。
フロント同様にリア側ではオリジナル状態で697mmでしたが、交換後では668mmとマイナス29mmとなりました。
ホイールを新たに交換される場合、重要なことはホイールのセッティングで、車高を落とすか否かでホイールのオフセットは大きく変わってきます。冒頭でご説明した通り今回は車高を落とす前提のオフセットとなり、ノーマルのままではタイヤははみ出す方向にありますが、車高を落とせばタイヤはフェンダー内側へと入って行きます。またこれだけのホイールを履けば、車高を落とすことでさらに恰好は良くなります