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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
CL55 AMGが入庫いたしました。このW215のCL55は昨年それまで乗ってこられたSL500に替え、やっぱりスーパーチャージャー付の本物が欲しいということから、昨年春に購入されエンジンチューニングを念頭に、先日までCL55を健康体に戻してあげるべく、整備作業を進めて来ましたが、前回のオイル漏れの修理を境にいよいよチューニングの領域へと足を一歩踏み出します
でサージタンクはというとエンジン上部に付いている矢印の部分で、V8なので片バンクに一個ずつ、2つのサージタンクが付いています。エンジン吸気側からスロットルまでの間に設けられ、容積を持ったタンクのようなもので、エンジンに安定した空気を供給するために必要な空間で、過給機付きの車両には欠かせないパーツがサージタンクです。
各気筒に均等に空気が取り入れられるようにする目的と、回転変動の際の出力特性を安定させる効果を持ちますが、エンジンチューニングをするうえで、レスャ塔Xをよくするためサージタンクの容積を増し、瞬時に必要な空気を送り込み貯めることが出来きるのです
そこでサージタンクを容量の大きなものにと交換を致しますが、元々大きなサージタンクがある訳でもなく、純正のサージタンクをいったん切り取り、ボンネットに干渉しない20mmほどをかさ上げをし、蓋をすることで純正より大容量の容積を稼ぎ出します。
交換後は御覧の通り、純正のサージタンクより上部へかなり飛び出しますが、見栄えより機能重視です。エンジンルームを開ければ、ここからハードなチューニングが垣間見られます
さらにブースト計も設けますが、ブースト圧はとりあえずノーマルのままですが、この大容量のサージタンクに交換したことで、その効果は絶大で明らかにトルクが太くなりました。次回はさらなるパワーを得るため、ビッグプーリーの交換を予定しています。オーナー、スタッフともどもチューニングを楽しませて頂きます