仕事用のプロボックスの車高を下げられたいとのご依頼を頂きました。

　サスペンションは昔よく使っていた「ＲＳＲ」です。昔というのは当社がまだ国産車が多いころで、毎日と言っても決して大げさではないほど取り扱いも多く間違いも無いダウンサスでした。

　前後ともサスペンションのみの交換となり、コイルの形状は純正と同じとなります。車高は自由長を短くし車高を落としますが、その時バネは遊ぶことは許されません。乗り心地はバネの巻きの細かいところで吸収をし、さらに荷重がかかると今度は太いところが効きます。

　フロントの交換前ではタイヤ接地面と、フェンダーアーチ上部までの距離は６４２ｍｍでいたが、交換後では６０７ｍｍとマイナス３５ｍｍとなりました。

　リアでも同様に６４０ｍｍから６０５ｍｍと、フロント同様にマイナス３５ｍｍとなりました。

　
　軽自動車からセダン・ＳＵＶ・ミニバンまでカスタムと言えば、まず最初に車高を落としたいというご要望が多ですが、ダウンサスを使い交換することが最も安く手っ取り早く済みます。ただし気になるのは乗り心地ですが、このＲＳＲは最も乗り心地の良いサスでお勧めとなります