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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
M≠aENZ W211のE350、中期の車両です。今回は整備のため入庫いたしましたが、内容はオイル漏れの修理、フロント足回りのアームブッシュ類の交換と、リアのエアサス交換となります。
フロントの足回り関係ではストラットアームにロアアームボールジョイント、ロアアームブッシュを左右交換をさせて頂きます。これらのブッシュ類は常に強い車重がかかりり、新車時からある程度時間が経過しますと、どうしても破損や劣化が進んでしまい、直進安定性とコントロール性が悪くなるので消耗品といっても良いかと思います。
ロアアームのボールジョイントは圧入式となります。このボールジョイントのブーツが破れジョイント部分が磨耗する事により、ガタツキから異音が発生いたします。そのまま走行すると、ロアアームやナックルアームへ過大な負荷が鰍ゥったりと、各部に悪い影響を与える事となります。
後はストラットアームの交換及び、ロアアームブッシュの打ち替えを致します。足回り系のブッシュの痛みがあるか否かは、車を前後させブレーキキング時にフロントタイヤが前後に動かなければ大丈夫ですが、動くようなことがあれば要交換です。交換さえすれば本来の足回りに確実に戻すことが出来ます
リアのエアサスは純正品ではありませんが、純正と同じメーカー“BILSTEIN”製のOEMパーツで対応いたします。機能的には全く純正同様ですが、価格的には純正の半分近くまで下げることが可能です
交換前では走行中常にリアがピョコピョコ踊っているようで、落ち着きの無い感じでしたが、交換後は常に安定し地面の凹凸を吸収し、落ち着いた走りを提供してくれます
オイル漏れについてはフロントのオイルフィルターのハウジング本体からの漏れが確認されました。良くあるオイル漏れはハウジングとエンジン側の合わせのパッキンが痩せ、オイルが漏れることが多いのですが、通常多くはオイルフィルターケースとエンジンの取り付け面から起こり、オイル漏れの定番の一つでもあり、油圧が鰍ゥっていることもあり漏れ始めるとかなり多くのオイルが漏れるため心配です。
ただし今回はいつもと多少異なり、オイルハウジングの下部のキャップ部分からとなります。よってオイルフィルターハウジングアッセン交換となり、価格も多少心配されましたが意外と安く、20,000円程で済みました。
またオイル漏れの原因である、キャップ部分は対策品となっており、2本のボルトでしっかりとふさがれていました。今回少しばかり整備費用がかさみましたが、しっかりと整備させていただくことで、この先安心してお使いいただけると思います