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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
小雨が続きはっきりしない天気が続くと、さすがにうんざりもしたりします。当社のオフ会が近い中、週末の天気が気になりつつもありますが、天気に関係なく本日も予定通りスマートの453フォーツーが入庫致しました。本日はマフラーの交換と、スピーカーの交換をさせて頂きます。
マフラーは「FOX(フォクス)」を取り寄せました。FOXはドイツとチェコの国境に近いところで産声を上げ、現在に至っています。
また箱から出てきた昔の電話のようなものが同梱されており「シモシモ~ッ」と話しかけても自分に戻って来るだけでした
純正のマフラーは切り取った後、FOXマフラーに付け替えます。2010年4月以降に生産された車両に関してはこれまでの規制に加えて、加速時の走行騒音を有効に防止するマフラーが装着されている事が車検時の検査項目に追加されます。もちろんFOXマフラーは車検適合の”e”マーク付きとなります。
本体の取り付け事態について問題はありませんでしたが、最後のマフラーの出口を付けたと違和感がありました。そのまま出口を差し込むと排気口を下に向けないとバンパーをクリア出来ません。
そこでマフラーの出口を左右交換し、FOXのロゴを下向きに付けるとバンパーを上手くクリアするため、出口の溶接の仕方を間違えたのでは?という疑問も浮かびます。もし最初の方法で良いという事になれば、バンパーをカットして取り付けるのか、只今輸入元に確認中です。
スピーカーは特別スマート453の専用では無く、取り付けが可能であろうと、carrozzeriaの“TS-1730S”のクロスオーバー付き、17cmセパレート2ウェイスピーカーを用意いたしました。
しかしこのスピーカーを取り付けるにあたりスマートの場合、ドアパネルを外から取り外さなければ、スピーカーを交換することが出来ません。そのためにはフロント周りのボディーパーツから外さないと、ドアのパネルが外せないという大変な試練が待っています
そのスピーカーを交換出来る状態にまでの下準備に大変な時間と労力を鰍ッ、ようやくスピーカーに手が届かすことが出来るようになりました。
車が小さいので車両も楽なのでは?という常識的な方程式は全く無く、先日もレーダー探知機の取り付けでもそうであったように、これは普通乗用車の方がはるかに楽なのです。
このスマートを2人がかりでほぼ丸一日を鰍ッたことになるほどで、車はスマートですが作業は決してスマートという訳にも運びません。それでもその甲斐あって音は純正スピーカーと比べ物にならないほど、良いサウンドへと変化致しましたただしマフラーの出口の件は、本国からの回答があってからという事で、取りあえずはFOXの刻印を下向きにしてお帰り頂きました