ＡＵＤＩ Ｂ６ Ａ４のサスペンションの交換のご依頼を頂きました。

　サスペンションキットは“ＷＡＩＴＥＣ(ｳﾞｧｲﾃｯｸ)”ですが、そのヴァイテックはＫＷの傘下に納まり“ＳＴ”へとブランド名が変わっています。そのＫＷの高い技術のフィードバックと、スレッド設計の採用により高精度のセッティングを可能にして、理想的なローダウンフォルムはもちろん、快適な乗り心地と運動性を高い次元で実現します。

　またサスペンション交換する時点で、走行距離も１０万キロを超えているため、交換ついでにフロントの圧入式ブッシュも同時交換させて頂ければ、間違いはありません

　オリジナルのヘタッたフロントの車高は、タイヤ接地面よりフェンダ―アーチ上部まで６８７ｍｍでした。交換後の計測では同様の計測方法で６４０ｍｍと、マイナス４７ｍｍとなりますが、もちろん車高調整式であるためまだまだ車高の調整幅はあります。

　リアでもフロント同様にオリジナルでは６７３ｍｍでしたが、交換調整後では６４２ｍｍとなります。設定の方法は前後共にタイヤとフェンダーの隙間を、指一本程としてのセッティングです。

　交換後では大口径のホイールから、ボディーが浮いているように感じていましたが、交換後ではタイヤホイールがしっかりと地に付き、全体的な安定感が増しとても落ち着きました。もちろんサスペンションの性能も、純正とはうって変わりクイックなハンドリングでありながら、乗り心地を損なわないトータルバランスに優れた性能を提供してくれます