フォルクスワーゲンのフラッグシップＳＵＶトゥアレグがロワリングの為、入庫いたしました。振り返ってみるとこのトゥアレグ、特にマイナーチェンジ後をあまり見かけることはありません。今回はロワリングモジュールキットを使いこの車のロワリング化を図ります。

　ロワリングモジュールキットはトゥアレグ用の“ＲＥＮＮｔｅｃｈ(ﾚﾝﾀｯｸ)”のバージョン３.５を用意いたします。ロワリングモジュールの定価は３００，０００円と少し高価ですが、車高調整式のサスペンションキットの価格と比べれば、ほとんど変わることはありません。もちろん価格はあくまでも定価で、販売価格は店頭までお問い合わせください

　レンテックロワリングモジュールキットの車高調整は、パソコンを使って４輪を一ミリ単位での細かな調整が可能です。また高速走行時にはある速度域から、純正のように１０ｍｍほど自動的に車高が落ちるようにもなりますが、さらに走行中設定以上落ちないように解除する事もセッティング可能となります

　トゥアレグの通常走行での車高はタイヤ接地面より、ホイールハウス上部までフロントで８９７ｍｍあったものを、ロワリングモジュールを取り付け後７５３ｍｍと、マイナス４４ｍｍを設定いたしました。

　リアも同様にオリジナルで８１４ｍｍでしたが、モジュール設定後は７７２ｍｍとマイナス４２ｍｍとなります。

　さすがにＳＵＶでも車高が４５ｍｍ程全体的に落ちれると、ご覧のとおりビフォーアフターに大きな差が出ますまた車両側の設定でさらに車高を落とすことも、上げることも可能です