ＡＵＤＩ　Ａ７のサスペンション交換依頼を昨年末に頂き、今回商品入荷と同時に作業をさせて頂きました。

　サスペンションは「ＥＩＢＡＣＨ(ｱｲﾊﾞｯﾊ)」のＰｒｏ-Ｋｉｔを用意いたしました。アイバッハプロキットのコンセプトは、”グリップさせるスプリング”なんだか分かり難いコピーですが、意味は挙動を常にコントローラブルな状態に保つため、必要以上のレートアップはせず、ロール角やピッチングを最優先にコントロールすることを主眼に置いています。

　サスペンション交換前のオリジナルの状態で、タイヤ接地面よりホイールアーチ上部まで７１３ｍｍであったのに対し、交換後では６９５ｍｍとマイナス１８ｍｍとなりました。

　リアでも同様に交換前では７１０ｍｍでしたが、交換後では６９３ｍｍとマイナス１７ｍｍとなりました。

　アイバッハのカタログからはフロント２０～３０ｍｍリア１５～２５とあり、フロントは少し落ち幅が少ないように思われますが、元々がわりと低く見えるためスタイリング的には問題はありません。またリアには車高が落ちる分、タイヤが内側に入り気味となるため、スペーサーをいれてワイドトレッド化を図りました