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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
M≠aENZ C320に乗るT氏様より、エンジンの吹けが悪くなりひどいと信号待ちでエンストしそうなので、見て欲しいとのご連絡を頂きました。
早速テスターを当ててみると、セルフアジャスメントの上限、下限共に限界を超えており、エアマスの電圧が基準値をオーバーしています。
エアマスセンサーはアクセルの開け方に連動して、スロットルバタフライの開度によって、エアクリーナーを通過した吸入空気の量を測定し、電気信号に変換してエンジンコントロールユニットが燃料噴射量を決定するという、大変重要な役割をもったパーツで、汚れてくると本来の力が発揮できず、そのため燃費も悪くなります
早速エアマスセンサーを取り寄せ、交換して修理は完了かと思いきや、今度はミスファイヤーのフォルトが出て、エンジンが吹き上がりません。調べてみると燃料ャ塔vにも不具合がある様です。
燃料ャ塔vはリアシートの右下にあります。燃料タンク内にはガソリンが4分の3ほど入っており、ガソリン溶液の中に手を突っ込んでの作業となります。
本来はガソリンを抜いたほうが良いのでしょうが、作業は2時間程で完了したところにオーナー様が様子見に来店タイミングよく車両をお渡しいたしました。オーナー様は修理は難しいかなと考えられていたようで、車両の買い替えまで考えておられたとの事です。お引き取り頂いた後、走りもメチャメチャ調子よくなり、絶好調だとのお喜びの声を頂けました