ホンダＳ６６０のリアスャCラーとデカールの施工依頼を頂きました。デカールは「デカール工房 テラ」から、オーナー様がいくつかの種類から選び取り寄せた商品となります。

　そのデカールの一つはピンストライプデカールで、ボディー上部のプレスラインに沿って張るピンストライプは、Ａ～Ｆまでの全６種類からＢタイプを選んでいます。

　またもう一種類サイドデカールも別に用意されており、新商品を除いてこちらも６種類の中から、Ｃタイプが用意されています。

　一度でもこのデカールを貼った経験があれば、サッサッと作業は進んでいくのでしょうが、とにかく施工するまでの位置決めとうに関し、取付説明書もある訳でも無く、とにかく最初の場所決めに”ああでも無い、こうでも無い”と、位置決めまでに２時間程費やしてしまいます

　しかし一度場所決めさえ出来てしまえば、反対側の場所決めはそれほど困難ではありません

　リアスャCラーは名古屋のホンダ車に特化しチューニングをしている「ＢａｃｋＹａｒｄ ＳＰＥＣＩＡＬ」から最近リリースされた、Ｓ６６０専用のリアスャCラーをチョイス致しました。

　そのリアスャCラーについてオーナー様としては、もう少し高さが欲しいとの事で下駄を履かせる等のアイデアもありましたが、現実的に難しく今回はゲルコート仕上げで、本来ボディー同色にペイントするものを、水圧転写でカーボン地仕上げとすることになりました。取り付けはバンパーを取り外しての大鰍ｩりな作業となり、軽自動車とは言え作業はスーパーカー並みです

　リアスャCラーの取り付けにおいては、型紙も用意されていたのですが、スャCラーの穴位置は型紙と異なり、そのまま型紙通りに穴を空けていればその後全く合わず、更に大きな穴を空けなければいけませんでした。デカールもリアスャCラーも決まった位置が無いことで、作業は丸一日以上を要してしまいましたが、結果は努力しただけの納得の出来る仕上がりとなりました