本日のゲレンデの取材とは関係なくして、たまたま作業で入庫いたしましたゲレンデのＧ５００が入庫いたしました。今日はオイル漏れの修理と、ショックアブソーバーの交換作業を致します。

　オイルの滲みは左右のカムカバーからで、大したことは無いようですがオイル漏れは確実に広がり、コイルはひどいものになるとオイルで浸食されベトベトになり、次には配線を伝わり最後にはコンピューター内部にまで入ると大変なことになります

　修理に使うパーツは純正のタペットパッキンと、オイルキャップのシールも傷んでいたことから同時に交換させて頂きます。

　Ｍ≠aＥＮＺにはこういったタペットカバーから、オイルのにじみや漏れはよくあり。特別問題になる程のことでもありませんが、あまりにオイル漏れがひどくなると前記のとおり、オイルがハーネスを伝わり、ＥＣＵ本体に侵入し壊れる事も珍しくはありません。もしオイル漏れがあれば早めに修理したいところではあると思います

　ショックアブソーバーは”ＫＯＮＩ”からリリースされる通称“ビッグショック”といわれるもので、本来の正式名称は“ＨＥＡＶＹ　ＴＲＡＣＫ　ＲＡＩＤ(ﾍﾋﾞｰﾄﾗｯｸﾚｲﾄﾞ)”です。乗り心地も良く、耐久性を重視したタイプです。ピストンロッド径はなんと１８ｍｍ。ボディー径も太く相対容量が大きいため、悪路での連続使用にも抜群の耐久性を発揮します。太さは通常のショックの５０％増しとなります。

　実際ノーマルのショックとビッグショックとを横に並べるとご覧の通りで、一言で言えばショックアブソーバーの化け物としか言いようはありません。

　装着後は乗り心地も良くなるとともに、車体をより安定させ運動性も高まります