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カスタム施工事例

必殺技!?

2016.04.02

 FIATのアバルト500Cがガードレールと接触、板金修理となりましたが、それに伴いホイールも交換させて頂くこととなりました。

 ホイールは「OZ Racing」から“Italia 150(イタリア ワンフィフティ)”
をチョイス頂きました。そして今まで通りスペーサーを装着する予定でしが、いざホイールを取り寄せたところ、スペーサーを取り付けるに当り問題が発生致しますase2

 ホイール付属の専用ボルトはご覧の通り特殊なボルトで、ボルトの中心に10角の穴が空いており、そこに専用のソケットを差し込み締め付けを致します。スペーサーを取り付けるに当り、ロングボルトが必要となるのですが、通常の17HEXのボルトでは頭が大きすぎ、ホイールのボルト穴にはギリギリとなり、装着に当たりボックスレンチがホイールと干渉し、ホイールを傷つけてしまいますdokuro

 そこで対策としてチーフメカニックが考えたのがこれですkirakira考え方は車両側にロングボルトを立て、ナットを使いホイールを止める方法です。簡単に言えば国産車の仕組みと同じ事にすることで頭の小さいヘプタゴンナットを使うことが可能となり、ホイール側のホール24mmに対しソケットが20mmと、かなりスペースに余裕が出来ることで干渉の心配が無くなりますok

 初めにフロント・リア共にスペーサーの厚み分を足した、ロングボルトを車両側に取り付けます。もちろんボルトは締め込むと同時にネジロックを使い、ボルトが緩まないように対策をします。

 そしてフロント・リア共それぞれにスペーサーを差し込めば準備完了です。あとはホイールを取り付け、ナットを締め付ければすべては終了致します。

 前後共にタイヤホイールはフェンダー内側にめり込んでいましたが

 これにて恥ずかしくなくなったと、オーナー様は喜びを隠せませんsymbol4

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