ＧＯＬＦ１カブリオレのナビゲーション取り付け作業が終了致しました。

　悩みに悩んだモニターの取り付け方法は、エアコン吹き出し口を取り外し、穴を空けることなくステーを内側から挟み込みで固定をし、そのままステーを手前に引き出しました。そしてパイオニアの取り付け用アングルを分解し、ステーに取り付けることでモニターが固定出来ます。もちろん取り外しても一切の傷や痕を残すことはありません。

　取り付けに対してもう一つの問題は車速信号の取り出しで、この時代の車のスピードメーターはワイヤー式となり、パルスを取り出すことは出来ません。しかしこんな時は同じパイオニアから、車速パルス発生機なるものが出ていますが、何と当社の在庫にありこれを使います。車速発生装置はリアタイヤのフェンダー内側にセットした後、写真上の磁石の付いた棒にてタイヤの一部を擦り、たいやの表面を磁化させることで、タイヤの回転から車速パルスを取り出すことが出来ます

　実際車を走らせナビゲーションの車速パルスを確認していると、ちゃんと車速を拾っていることが分かりますしかし長年使い磁気が失われたり、タイヤを交換したりした場合は、再度タイヤを磁化させる必要があります。

　また最後にリモコンドアロックの取付もしてほしいとのご依頼です。元々集中ロックさえ装備がありませんが、はるか昔に集中ロックを取り付けていたことで、リモコンドアロックは割と楽に取り付けることが出来ました。取りあえず今回はフィルムの施工もさせて頂き、次回カブリオ専用のサスペンションが入荷した時点で再度車をお預かりいたします