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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
すでに今月の1日よりお預かりさせて頂いておりますお馴染みのGOLF6のGTIですが、実は最近になって室内の天井が落ちてくるとトラブルが発生放っておけば全てのクロスが垂れて来るのは時間の問題です。よって純正のパネルに交換するぐらいなら、クロスを貼り替えて見たいとのご相談を頂きました。
少し分かりづらいですが、天井クロスの剥がれは丁度フロント室内灯がある大きく出っ張った部分から、天井のクロスが垂れ下がって来ています。
よくご理解頂けるようGOLF5の写真ではありますが、全く同じように天井クロスが落ちてきています。原因は色々とあるかとは思いますが、熱と湿気から経年劣化にて落ちてくるものと思われ、GOLF5では知られたトラブルです。
また天井を貼り替えるのなら、ついでに「ドアパネルもオリジナルティーのあるモノに」とのご依頼をも当社の担当者は快く承諾し、お客様にお選びいただいた布地をあれこれと取り寄せます。
ドアパネルの張替えについては、当初内貼りをバラすことなくそのまま施工が出来るのでは?との担当者の予想を裏切り、パネルとアームレストを取り外さなければ施工不可のようです
ところがアームレストとパネルはドアの内貼りに溶接されており、本来は取り外し不可となりますが、何としてでも取り外さなければ前には進めません。
結局剥がされる事を嫌がるパネルは無理やり溶接を削り取られ、ドアパネルから取り外すことが出来ました
お客様のご希望はパネルはカーボン地、アームレストは赤のフェイクレザーの2トーンカラーです。
この作業予定より半日ほどの遅れとなりました。要領を掴んでも結局丸二日を鰍ッ、全ての4枚のドアの施工を終えます。削り取った溶接部分は、再度溶接にてプラスチックを溶かし元通りに復元いたしました
天井を下すためには、ゴルフの室内の内装を全て取り外さなければなりません。最後に天井を取り外します。
取り外したパネルはクロスを剥がし、時間を鰍ッてパネルに付いた汚れを削り落とします。この作業が欠かせない大変重要なひと手間です。
そしていよいよ今回のメインの天井クロス張りに入ります。ここで取り寄せた材料のクロスが伸び、凹凸のあるモノに対して不向きであることが判明仮に貼り込むにしても超難易度が高く、かなりの上級者向けのようです東京の付き合いのある業者さんでは、縫い合わせての方法を取るとの事です。一旦はクロス張りは諦めたものの、時間を置き力を抜いて取り鰍ゥれば何とか貼れそうな気がしてきます
確かに生地が伸びない事から作業は困難を極めます。実際終わって気づいたことなのですが、指の両方の爪が肉と剥がれ痛いのなんのってしかし取り合えずは担当者から、丸投げされたミッションをこなすことが出来ホット一息です