今年の夏にＢＭＷ Ｆ８２ Ｍ４をあれこれとカスタマイズさせて頂き、お盆前ギリギリで車両を納車させて頂きましたが、今回はその続きとなる第二章のカスタマイズのため、車両をお預かりさせて頂きました。今回はマフラーの交換とコンピューターチューニング、そして外見での大きなャCントなるタイヤホイールの交換です

　マフラーは今回２回目となる「Ｐｏｗｅｒ Ｃｒａｆｔ(ﾊﾟﾜｰｸﾗﾌﾄ)」のハイブリッドエキゾーストシステムです。

　ハイブリッドエキゾーストシステムは環境対応型マフラーで、市街地や住宅地においてはバルブコントロールにて、音量を小さく抑え近所迷惑とうに対応し、バルブを開けばエキゾチックなレーシングスペック本来のサウンドでドライバー、見る者を酔わせてくれます。

　取り付け作業ではマフラーの本体交換作業に加え、ハイブリッドの肝となる、バルブトロニックを機能させるにあたり、エンジンルームからの配管作業と電源の配線作業等が必要です。バルブの開閉は付属のワイヤレスリモコンでＯＮ/ＯＦＦの操作が任意で可能となります。

　マフラーの装着が出来たところで今度は今回の最大の山場である、コンピューターチューニング作業に移ります。Ｍ４のＥＣＵはわざと取り外しが出来ないよう、インテークマニホールドの下に取り付けられており、ヘタをすればＥＣＵの脱着だけでも丸一日鰍ｩりとなります[

　ＥＣＵ本体が取り外せたところで、いよいよＥＣＵチューニングの作業に入るわけですが、オリジナルのプログラミングの読み出しがなかなかうまく出来ません。あの手この手を使って夜の１２時まで頑張りますが、結局出来ずじまいで金曜日の作業は強制終了ですところが翌日にはサクッと読み出しが完了

　そしてドイツからＭ４のチューニングデーターが送られて来ますが、その題名は････

　　　　　　　　Ｒｕｎ ｌｉｋｅ ｈｅｌｌ

　つまり「地獄のような走り」とでもいうのでしょうか？そんな恐ろしいチューニングデーター逃げないよう、間髪入れずに”ハイパーチップ地獄の入魂です

　そして今回のもう一つのメインディッシュはホイールです。ホイールは「ＨＲＥ」の”Ｓ１０１”です。当初の予定ではもっと早くホイールが入り、タイヤの入荷が見込めないぐらいの勢いですが、結局ホイールが１カ月程予想よりも遅れ入荷今回はそのホイールの入荷を待っての第二章となりました。

　実はこのＭ４はこのＨＲＥを履くために購入されたと言っても過言ではありません。それだけに待ちに待ったホイール装着となった訳で、喜びもひとしおです

　そして先程触れた”地獄のような走り”とは、オリジナルのパワー４３１ＨＰからハイパーチップ入魂後は５３０ＨＰにトルクも５５０Ｎｍから６４５Ｎｍと馬力で約１００ＨＰも上がれば確かに地獄皆様も是非地獄を味わってみませんか