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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
M≠aENZ R230 SL55のステアリングをカーボンとレザーのコンビネーションタイプに交換されたいとのご依頼を頂きました。
またその際にステアリング裏のシフトスイッチを、後期タイプのパドルシフトにされたいとの事です。
SL55のオリジナルステアリング裏のスイッチで、意外とステアリング操作中に触れてしまう事が多く、触れてしまった事により急にシフトが変わり、運転中驚いてしまう事も少なくありません。
そしてこれが63タイプのパドルシフトとなりますが、これを簡単に移植すると言うわけにはいきません。右のスイッチがシフトで左はダウンとまでは以前と同じですが、スイッチ信号は全く異なります。そのためスイッチの改造が必要であることと、パドルスイッチ自体の大きさが全く異なり、こちらも固定をするに加工がひつようとなります
そこでどうしてもこれを取り付けたいという方のご要望にお答えするため、スイッチの改造とスイッチ本体を納めるため、ステアリング本体の加工が必要となります。この作業も何度も経験があるとは言っても、加工に当たってはほぼ丸一日がかりです
後期タイプのシフトレバーは羽の生えたような形となり、スイッチの節度もしっかりとして小気味よく「カチッ カチッ」とスイッチを入れました感がしっかりあり、間違えて触れてしまっても節度があることから、シフトが無意識のうちに代わるようなことは殆どありません