昨日のお昼ごろに当社ユーザー様よりお電話を頂きました。内容は名古屋で車が急に止まってしまったとの事で、これから当社へ車両を積車に乗せて入庫させるとの事でした。車両は９４年式のＥ２８０ＴＥで、今から２１年前の車となります。

　お電話を頂いてから２時間後ぐらいに積車に乗せられた１２４が運ばれて来ましたが、久しぶりに拝見した１２４はボディーの光沢も新車の様に輝き、ホイールを見ても今まで走行していたような気配を感じられないほど、ホイール内側も汚れ一つない状態です知ってはいるものの、さすがに見るたび感動致します

　車はセルは回るもののエンジンは始動しないとの話をきいており、その時すでに原因が“オーバーボルテージリレー”ではないのかな？とチーフメカニックが言っていた通り、ボンネットを開け、リレーにコンコンと刺激を与えると、クランキングと同時にエンジン始動

　この車両のエンストの原因として、オーバーボルテージリレーの基盤のハンダにクラックが入り電気トラブルとなり、エンジンがストップしてしまう症状はＷ１２４定番の故障です。今回ショックを与え機能は戻ったものの、いつまたエンジンが止まるか分からないので、新品のリレーを交換することにしました