丁度今から１カ月ほど前の４月に、ザ・ビートルのヘッドライトに採用されるＤ８規格の”ｓｍａｒｔ ＨＩＤ”の５７００ケルビンという少し特殊なバルブ交換させて頂きました。

　Ｄ８規格のＨＩＤは２５Ｗと商品電力が少なく、ＶＷのザ・ビートルのみに採用されていることもあり、バルブ選びにはほとんど選択肢はありませんが、スマートＨＩＤの５７００ケルビンは純正のＬＥＤスモールと色合いがかなり近くなることと、少しは明るく見えることに期待を寄せます。しかし色合いは変わったものの、もっと明るく出来ないものかとご依頼を頂きました。

　先にも説明させていただいた通り、バルブがＤ８の２５Ｗというあまりにも特殊なバルブであることから、ブログでも良くご紹介させて頂く純正交換タイプで、しかも２０％光量アップ何て都合の良いモノはありません。となると純正のＨＩＤを高出力の物に、交換出来るものなのか否かを検証致します。取り付けることは可能だとだとは思うのですが、車両側に不具合が出たのでは論外です
　

　検証の結果エラーや不具合も出ることが無いとの判断から、ＢＥＬＬＯＦの「Ｓｐｅｃ ＬＥ ＭＡＮＳ ＧＴ」の４５Ｗを用意させて頂きます。ノーマルＨＩＤ１５０％の明るさを誇り、今回のリニューアルに伴い、バラストの出力制御機能を一新し、デジタル高精度 制御方式採用によりチラつき等を起こさない配光の安定性を実現。さらにＨＩＤバルブへの負担を極限に抑えることで、ハイワッテージながらバルブの長 寿命を実現します。

　交換後の結果はご覧の通りで、さすがに圧涛Iな光量と６０００ケルビンという色温度から、白さと明るさを求めらえる方にはピッタリのアイテムです。もちろんほとんどのＨＩＤ装着車に装着可能で、最近のハイブリッド車やアイドリングストップ装着車など電 圧が変化する車両でも安定した点灯をお約束いたします