ＡＵＤＩ Ａ３のＨＩＤヘッドライトの右側が切れかかっており、バルブの交換が出来ないものかお問い合わせを頂きました。また丁度明日から車を使っての旅行に出かけるため、今日中に修理をしてほしいとのご依頼です。

　ヘッドライトを見ると確かにバルブは切れる寸前の状態で、取り付けられていたＨＩＤはもともとハロゲンバルブに替え、ディーラーが取り付けたものだという事ですが、何処の送品なのかも特定出来無いため当然それに合うバルブはありません。

　よって今回はＢＥＬＬＯＦのＨＩＤバルブとパワーユニットを選びますが、価格を少しでも抑えられるよう、バルブは実用性を重視したあｃアクティブホワイトの４３００Ｋと、パワーユニットは小型化され装着性に優れた“ＡＴＴＲＡＣＴＩＯＮ(ｱﾄﾗｸｼｮﾝ)”のスタンダートユニットを用意いたしました。

　また同車両にはキャンセラーも必要ですが、もともと装着されていたキャンセラーが壊れてなさそうだとの見解からそのまま流用をすることにします。ところがこれが仇となりテストでは問題なく点灯してたものの、エンジンを鰍ｯヘッドライトを点灯するとフラッシングを起こし、今度はキャンセラーの交換を致しました。

　結局半日のつもりが原因究明に時間を費やし、朝から始めた作業もちょうど車両を引き取りに来られる、夕方６時半まで一杯鰍ｩってしまいました最初から全てのパーツを交換しておけば良かったと、後の後悔先に立たずでした