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G350初めてのサスペンション交換

2014.07.12

 昨日入庫、足回りの交換作業をさせて頂きます。車両はゲレンデバーゲンG350のブルーテックの新車で、車高を下げられたいとのご要望です。

 用意させて頂きましたコイルは“JAMEX(ジャメックス)”です。本来は同じW463でもG500用としてリリースされている物で、G350に取り付けが出来るとは思いますが、30kg重いG350に取り付け、どれだけの差が出る物なのかは興味のあるところです。幸いオーナー様のご了承を頂き、今回試させて頂く事となりましたsymbol4

 ショックアブソーバーは“KONI”からリリースされる通称”ビッグショック”といわれるもので、本来の正式名称は”HEAVY TRACK RAID(ヘビートラックレイド)”で乗り心地も良く、耐久性を重視したタイプです。ピストンロッド径はなんと18mm。ボディー径も太く相対容量が大きいため、悪路での連続使用にも抜群の耐久性を発揮します。太さは通常のショックの50%増しとの事です。

 で、ノーマルのショックアブソーバーとビッグショックとでは、どのぐらい違うかを並べて比較してみますこうしてみるとショックの親分みたいな感じですase2

 こちらは昨日取り付けを行ったフロント側です。フロントを交換するに半日を似つ用としました。作業は命がけeqです。

 今日取り付けが終わったリア側となります。フロントに比べるとかなり簡単ではあります。

 交換前と交換後の比較では、オリジナルでタイヤ接地面よりフェンダーアーチ上部まで約902mmでしたが、交換後では867mmと、マイナス35mmとなりました。

 リアはフロント同様にオリジナル895mmでしたが、交換後では877mmとマイナス18mmとなりました。

 オリジナルでは数字上リア側が7mmほど低くなっていましたが、交換後では逆にフロント側がリアに比べ、10mmほど低くなりましたが、全体的なバランスとしてはとても良い感じですsymbol7ショックの減衰力は無段階調整式で、現在は一番柔らかな状態です。ご希望に応じてショックのok減衰力の調整が可能です

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