この頃というか思えばずいぶん前から、配達メインに動いている当社のＶクラスの窓が開いたり開かなかったりと、場所によってはとても困る場合がありました。僕はあまり乗らないこともあり、それほど気にはなっていませんでしたが、前回の当社定例会議でこのＶクラスの保守点検を何故か任されてしまいました。

　そんなこともあり、ドアの開け方によっては窓の開閉が出来たり出来なかったりと、最近では内装のイルミネーションも点灯しなくなったこともあり、今日予定の配達の前に、取りあえず運転席側の配線のチェックだけしてみます。

　ドアと室内を繋ぐ蛇腹の中の配線を取り出し、２本あるうちの配線の束を一つ剥いてみましたある程度予想はしていましたが、案の定配線が４本ほど完全に切れていました。ちょっと確認だけするつもりでしたが、テープを剥いてしまった事からこのまま戻すわけにもいかず修理をしなければ済まなくなってしまいました

　本来は全ての配線を延長して入れ替えたほうが良いのですが、２年ほども持てば良いので切断された部分をハンダで一本一本繋ぎ、最後は布テープで頑丈に巻いて戻します。

　こうなれば残されたもう一本の配線の束を剥いてみます。一杯切れていますこれを最後まで修理するにも、電話やお客様の対応やらでお昼から始めた修理も、終わるころには丁度終業時間となってしまいましたしかしおかげさまで今まで壊れていたと思っていた、リアの開閉式の窓も左右動く様になり、結果やって良かったなと人知れず喜んでいました