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カスタム施工事例

ホイールとボルトの関係は大切です

2014.02.27

 AUDIのA5に乗られたオーナー様が、ホイールを交換してから何度も購入先のショップでバランスを取り直しても、一向にブレが収まらないとのご相談を頂きました。

 ホイールはあまり見慣れないメーカーですが、知る人ぞ知るこの頃人気のあるホイール「Rotiform(ロティフォーム)」というホイールで、現物はForged(鍛造)製品となるようです。

 ホイールを止めるボルトを外してみると、ホイールとの当たり面が60°テーパーになっていますが、ホイール側のボルトの当たる面を見てみると、どう見てもR(球面)です。よってボルトとホイールの当たり面が本来、面と面で当たらないといけないところが、ボルトの当たりは一部でしか当たっていません。しかもスペーサーがセットされており、ボルトが短く5山程しか噛んでいません。これは走行中にホイールが外れることもあり、大変危険ですexclamation

 ボルトが原因か否かは分かりませんが、国産車と異なりほとんどのヨーロッパ車はセンターハブでホイールの芯を出すため、、ホイールとボルトの当たり面を合わせるのは基礎中の基礎ase2ここがあっていないが為に、ハンドルのブレも出ることがあります。よってホイールの球面合わせることと、前後のスペーサーの厚みが異なりボルトの長さも違うため、ロックボルトを含めすべてを特注にて作ってもらいます。取りあえず基本的な部分をクリアさせ、これでぶれる様であれば、さらに先に進みますsymbol6

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