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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
M≠aENZ R230のSL350を今週の日曜日よりお預かりさせて頂き、マフラーの交換とマフラーに合わせリアバンパーの交換をさせて頂きます。また同時にサスペンションの交換と、強化シフトロックの交換作業のご依頼を頂きました。
R230の500やSL55・63では油圧制御式のABCサスペンションとなり、一切のバネは使われていませんが、SL350ではバネサス仕様となります。取り寄せたバネは”H&R”で、交換後の落ち幅は前後マイナス30mmとなっています。
H&R社はスプリングメーカーとして、厳しい品質基準として知られるドイツの”TUV”規格を最初に取得したメーカーでもあります。レースなどで得られるノウハウと独自の生産技術が融合し、 高性能と耐久性を兼ね備えたスメ[ツスプリングを送り出しています。
そして以前にも何度かブログ内でご紹介させて頂いていますが、純正のシフトロックレバーが折れることがあることから、事前に強化タイプのレバーに交換いたします。
シフトロックは勝手にシフトレバーが動かないよう、セーフティーロックが鰍ゥる非常に大切な機能ですが、純正ではこのロック機構がプラスチックとなっています。またこのロックには負担が鰍ゥるため、最悪の場合写真右のようにロックが折れてしまいますが、こうなると大変で車両のシフトが変わらなくなり、車は動かせなくなってしまいます
万が一折れてしまうようなことがあれば、部品はアッセンブリー交換となり、大変な出費となってしまいます。しかし世の中にはすごい人がいて、純正のプラスチックをメタル製で作り交換することで、今後一切の同様のトラブルは無くなります。車両ではW220・215・R230の同年代車に起こり得ます
マフラーはSL65 AMGのリアマフラーを用意します。SL55用にしなかったのは排気サウンドの違いにあり、55用に比べ65用は音が大きくなります。リアマフラーは加工をしての取り付けとなります。
サスペンション交換はフロントオリジナルでは、タイヤ接地面よりフェンダーアーチ上部まで680mmであったものが、交換後では660mmとマイナス20mmダウンとなりました。
リアでは同じように692mmであったものが、交換後では665mmとマイナス27mmとなりました。
前後とも車高調整機能は付いていないので、バネを交換し車をリフトから下せば一切の調整は出来ませんが、メーカーできっちりデーター取りから、セッティングの設定がされているので心配はありません今後はさらに馴染めば車高が落ちます。
SL65の排気サウンドはご機嫌な感じですオーナー様は先日スピード違反で捕まったばかりですが、走って負荷を鰍ッるほどに心地よいサウンドに、また理性を失わないかと心配されていました