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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
フォルクスワーゲンのシャランが入庫いたしました。本日は以前装着させて頂きました、KWの車高調整キットの調整とアライメント調整、そしてForge(フォージ)の強化ディバイダーバルブの交換と、ボディー補強パーツの取り付けをさせて頂きます。
車高調整については前後7mmだけ、現状よりも落として欲しいとのご要望から、フロントは単純にロワシートの位置を7mm下げます。リアについてはアームの3分の2ぐらいの位置にサスが取り付いているため、5mmほど落として調整を致します。
次にはCOXのToe Pivot Stop Truss(トー ピボット ストップ トラス)のシャラン用を用意いたしました。取り付け作業には純正のサービスホールを利用するため、加工や特別な作業を必要としません。
シャラン専用に設計された商品は、高剛性スチールパイプで形成されるトラス構造の効果によって、リアサスペンションメンバーの剛性を高め、走行中のピボット部に生じる歪みや捻れを抑えてサスペンションのジオメトリー変化を抑制します。
これによりサスペンションの持つ本来の性能が引き出され、走行中のトー変化が減少し、快適な乗り心地と優れた直進安定性を実現します。
Forge(フォージ)のDVバルブでは、純正のラバーパーツが金属製のピストンに変わり、半永久的に使うことが可能となります。また、交換後はブーストを吸気側に逃がし、再加速時のレスャ塔Xを上げます
DVバルブはシフトチェンジや減速時などの急激なスロットルオフ時に、蓄えられていたブーストが行き場をなくしてタービンにショックを与えないよう、空気を吸気側に逃がし、スロットル開度に応じた適切なブースト圧に調整することで再加速時のブースト発生をスムーズにし、ターボラグを減少させアクセルに合わせレスャ塔Xの向上を図ります
最後に4輪アライメント調整をして終了いたしますが、車高を落とした時点でフロントタイヤがフェンダーの折り返しに直撃これでは安全に乗れないため、フロントのスペーサーを取らせて頂き、しばらく様子を見て頂くこととなりました