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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
AUDI S5をお乗りのオーナー様から、いま装着されているマフラー「AKRAPOVIC(アクラボヴィッチ)」に付いているアクチュエーターの切替が出来なく、見えてくれないかとのご相談を頂きました。
内容は遠方の友人よりS5を譲っていただいたそうですが、装着されているマフラーのバルブが操作をしても閉じっぱなしで、切る替える事が出来ないとの事です。4本出しのマフラーのテール内側に可変バルブが付いており、室内のワイヤレスリモコンにてバルブの開閉が可能となり、音量の操作が任意で出来る仕組みとなります。
このスイッチは大変よく出来ており、シガレットのソケットにスイッチを差し込むだけで、余分な配線を必要としません。バルブの開閉はスイッチを押すだけで、開けたり閉めたりが可能で、スイッチは問題なく切り替わります。
そしてリアトランクにある受信機はスイッチの指令を受け、エンジンルームから引き込んだバキュームホースの正圧と、負圧の切替を致します。ここも電源は問題なく来ており、バキュームの切替問題なくされているようです。
そしてホースはマフラー出口のアクチュエーターに繋がっており、このアクチュエーターのロッドが伸び縮みすることで、マフラー内部のバタフライを動かします。しかしバルブは動きません。バキュームも繋がっており、負圧もちゃんと来ていることから、アクチュエーターの不良のようです。そこで何度か手動で動かして見ますが、最初は全く動こうとはしませんでしたが、しばらくするうちに動こうとする意志?が見えてきました
何度か潤滑材を使い、手動で動かすうちに少しずつ動くようになった時には正直うれしい気持ちに鳴りました。何だかリハビリをしているような気分でしたが、最後は右側が動き出し、少しさび付いたような音はするものの左も動くようになり、最後には問題なく作動するようになり蘇生させることに成功
そして最後に切れていたライセンス灯の、LEDバルブ交換をさせて頂き、全ての作業は終了いたしました。遠方から来ていただき、その場で直せるか否かが心配でしたが、無事修理が出来ご期待にお応えでき良かったです