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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
M≠aENZ W203の車検と整備のご依頼を頂きました。
車検ついでに転ばぬ先の杖として、そろそろ古くなり劣化をしているベルトとプリーの交換を致します。
ブレーキローターはフロント側を交換いたしますが、何故ローターの交換の必要性があるのかというと、摩擦熱と、熱容量に大きな理由があります。ブレーキを踏むことで、ブレーキパッドとローターは摩擦を起こします。その摩擦が運動エネルギーを熱エネルギーに変換する事で、車を安全に止める事が出来ます。これがブレーキのメカニズムで、この発生する“摩擦熱”がャCントとなります。
そしてディスクローターとブレーキパッドには蓄積できる“熱容量”があり、新品のローターとパッドの熱容量を「100」とすると、磨耗が進むにつれ熱容量は90→80→70と低下。ローター、パッドで蓄熱できなくなった熱はキャリパーやブレーキフルードに伝わり、様々な弊害を引き起こします。
熱害が引き起こす弊害はローターのひずみやクラッグが入ったり、フェードを起こすなどし、本来の制動力を得ることが出来なくなります。ローター交換の目安として、フロントで片側1mm総厚で2mm、リアでは片側0.5mm総厚で1mmとなります。
OPEL ヴィータも車検のご依頼です。特別換える所は無いのでは?とオーナー様のご意見でしたが・・・
やはりブレーキローターを交換させて頂きました。
M≠aENZ E55も車検整備時に前後のブレーキパッドの消耗が見られ、前後全てのブレーキパッドを交換いたしました。寿命を超えたブレーキパッド及び、ブレーキローターの使用は大変危険ですご覧頂いているあなたの愛車も一度チェックをしてみて下さい