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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
W124の足回りの交換をさせて頂きます。とは言っても以前コイルだけは交換済みであり、今回はショックアブソーバー関係を交換致します。
フロントの交換パーツはビルシュタインのアブソーバーでショートストロークタイプを選びます。ショック交換に伴いアッパーマウントとショックのブーツ、そしてバンプラバーを同時交換いたします。
車両の走行距離は今だ30000キロ強と大変少なくはありますが、ショック交換に伴いついでにマウント、ブーツ等を交換すれば間違いありません
W124ワゴンのリアについては、オートレベライザーが採用されており、リアのレベリングショックで車高の高さを保っています。つまりワゴンである性格上荷物を積むことが前提にあり、荷物を積み込む度に車高が下がって行きます。よってそれをレベリング調整にて後部を是正。常に車を水平な状態に保つよう設定されています。
W124や210・140等のリアサスペンションレベライザー装備車用のアキュームレーターです。レベライザーは積載重量に合わせて車高を自動調整してくれる快適な装備ですが、古くなると沈んだまま戻ってこなくなります。
そのためこれが壊れるとショックの吸収が出来なくなり、後輪がシャコタンの車のように路面の凹凸に合わせ後が飛びまくり、乗っている人の大半は気分が悪くなります。そんな時はアキュームレーターの油圧抜けを疑いましょう。アキュムレーターの劣化が原因となっている場合がほとんどです交換後はレベライザーのオイルを補給してあれます。
これだけの作業ともなると午前から始め、終わる頃には日はすっかり落ちてしまいます。またW124のパーツもそろそろ少なくなり、中には手に入りにくいものも出てきたり、中にはプレミアムまで付いてしまうものまで出てきたりしています。足回りの交換をお考えの124オーナー様には、早めの交換をお勧めいたします