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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
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以前にもご紹介させて頂きましたシフトロック対策を、今回もブログをご覧頂いたCL55のオーナー様のご依頼を頂きました。ただし今シフトの動きがおかしいとか、特別気になるところがあるわけではありません。
この症状はW220・215・R230起こるもので、シフトロックが時々解除しにくくなったり、突然シフトが”P”レンジから外れなくなってしまいます。原因は、シフトロックソレイノイドの樹脂製解除レバーが、折れてしまうことから起こるものです。純正部品でこの解除レバー単品での交換は不可で、シフトロックセレクターモジュ―ル交換アッセンブリ―で高額になり(工賃含め30万ぐらい)、交換後も同様にレバーが折れる可能性はあります。
そこで社外品ではありますが、アルミ削りだしの対策部品に交換することで、安価で交換後は再発の恐れはありません。まずは分解作業から入りますが、シフトノブ、シフトゲートカバー、センターコンソールと外して行き、シフトモジュールを最後に取り外します。しかし出先でPの位置でで動かなくなると、動かす事も出来ないこととレッカー車に乗せることもままならず、修理は困難を極めます。
ただし全ての車両でシフトレバーが折れてしまうかと言えば、必ずしもそうではありませんがそこは転ばぬ先の杖で、シフトロック対策として強化レバーに交換してしまえば、今後シフトレバーが折れる心配はありません