アウディＴＴにカーナビの常識を変え話題になっているカロッツェリアの「サイバーナビ」の取り付けが終了いたしました。いまやナビの主役はスマホになりつつあり、一時期猛威を奮ったメ[タブルナビも、波が去ってしまったようですが、このＡＲナビゲーションはそんな元気の無い業界で大変話題になっていいる事は事実です。

　今回取り付けたナビゲーションは２Ｄメインユニットとなる、“ＡＶＩＣ-ＺＨ９９ＨＵＤ”です。品番の後に付く”ＨＵＤ”とは“ヘッドアップディスプレー”の略で、運転席のサンバイザー位置にスクリーンを取り付け、車のフロントガラスの前方にナビ情報を映し出します。

　ただしこのスクリーンを取り付けるに当っては色々と制約があり、今回のＴＴに取り付けられるかどうかは前例はありませんが、いつもの「何とかなるだろう」とセッティングを敢行致しました。

　実際に走り出してみるとスクリーンの上空には緑のラインでルートを表示しています。右折する場合にはラインが折れ曲がり、交差点までの距離が一目瞭然。これはスゴい！最初は不安もあったものの、目的地を設定して走り出してみれば意外とスクリーンは邪魔にはなりません。

　また実写ならモニタの情報がすんなりと頭に入り、理解しやすくなります。運転中に目印となるコンビニなどの店舗は、実写の上にロゴマークなどを重ねて表示するので、現実の風景をさらに分かりやすくする効果もあります。文章で説明してもなかなかお伝え出来ないかとは思いますが、これは付けてみる価値は十分ありそうです