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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
C63 AMGが先週末に入庫、小技大技を含めて1週間を鰍ッて作業させて頂きました。
まずはラジエターのサーモスタットの交換を致しますが、通常100°センサーと言われるサーモスタットが付いているのですが、これを82°にて開くサーモスタットに交換しました。特に63エンジンではエンジンルーム内にかなりの熱を持つため、これからの炎天下の夏対策として交換いたしました。また同時にプラグ交換のご依頼も頂き、M156エンジンでは8個のプラグを交換いたします。
そしてフロントリップスャCラーも今回ご依頼いただいたもので、“BOCA(ボカ)”のC63 B1カーボンタイプとなります。輸入元には「両面テープで簡単に取り付けるだけです」と、とてもイージーな回答でしたが、いざ取り付けるとなると、「これは取り付け不可では?」と思うぐらい全く形状が合わず、ほぼ丸一日を費やして何とか見られる状態にまでこぎつけました。
そして今回最も時間を鰍ッた作業は、ボンネットのエアスクープを取り付ける作業です。
純正ボンネットに直接エアスクープを取り付ける部分の、穴あけ加工をしなければならないため、非常にリスクの高い作業です。そのため少しでも作業性を高めるため、ボンネットは車両から取り外しての作業を致しました。そして穴あけ作業が終わり、エアスクープの仮合わせ作業を終わった後塗装やさんでブラックにて色塗りをしてもらいます。
そして塗装が上がってきたところで、今度は本格的な取り付けに鰍ゥります。エアスクープの取り付けは、表からノリ付けにて固定を致します。そしてボンネットの裏から、インナーカバーを取り付けて終了です。
ボンネットのエアスクープはもちろん伊達では無く、ちゃんとエンジンルーム内の熱貯まりの無いよう放熱し、エンジンルーム内の温度を下げる効果があります。またフロントリップは見た目の押し出しはもちろんのこと、高速で横風に強くなり直進安定性が増します