ＢＭＷ Ｅ９０ ３２３ｉのショックアブソーバーと、リアブレーキローターを以前に交換させて頂きましたが、今回フロントのブレーキに引っ鰍ｩりがある様だと言う事から、フロントキャリパーのオーバーホールをすることになりました。また今回入庫ついでにエアフィルターの交換もさせて頂きます。

　エアフィルターは純正交換タイプとなるもので、Ｋ＆Ｎのリプレイスメントを用意いたしました。

　純正交換タイプではありますが簡単にしかも確実にパフォーマンスアップを実現するものです。純正のエアクリーナーケース内を通過する空気の吸入抵抗を削減するだけではなく、流入空気を整流することで吸入空気量を大幅に増大させます。

　フロントブレーキのオーバーホールはピストンをキャリパーからエアーを吹き込んで取り去った後、付いていたブーツを取り外しＯＨ(ｵ-ﾊﾞｰﾎｰﾙ)キット内のブーツ類と交換いたします。ブレーキのピストン及びキャリパーは洗浄し、特に傷はありませんでしたが結構汚れていました。

　しかしこのＯＨキット、最初注文したものの大きさが随分と違い、ディーラーで確認したところ、何とリア用であることが判明翌日はディーラーの定休日であることから、火曜日に貰いにいくと今度は一個分しかありませんついていないときは付いてないもので、今回３度目の正直と無りました

　通常行われているャ塔sングでのブレーキフルード交換方式は、マスターシリンダーのピストンシールやホースなどに負担がかかります。こうした理由からセントラルバルブなどの精密部品をマスターシリンダーに使っている現代の自動車は、伝送式のフルード交換機を使う必要があります。ＡＢＳやＥＳＰ（電子スタビリティプログラム）を装備する車両のフルード交換は２.０ｂａｒの圧力が必要な為、圧送式交換機を使います。

　これにより１輪のみに負圧をかける吸引式と異なり、圧送式交換機は各車輪に同時に圧力がかけることができるため、迅速、安全にフルード交換、エア抜きができるだけでなく、通常のブレーキフルード交換方式ではＡＢＳ本体などに残りやすいエアも完全に抜くことができ、良好なペダルフィーリングを得ることが出来ます