サーキット走行をこのＣ６３で楽しまれているというオーナー様にご来店を頂きました。今回はＥＣＵチューニングをされたいと、“Ｈｙｐｅｒ≠bｈｉｐ”でのご依頼を頂き、車はそのまま置いて電車で帰られました

　ハイパーチップのご依頼は大変ありがたいのですが、このＣ６３ともなるとＥＣＵの脱着に頭を悩ませます。実際この車両のコンピューターを取り外した業者さんは、あまりいないかと思いますが、実際取り外したことのある人ならば、２度目は無いなとの声も聞くぐらい大変な作業です。当社の担当者も毎回攻める方法を変えてみるものの、やはり楽な取り外し方はなく時間にして半日は必要です

　ＥＣＵを取り外せたところで、ようやくいつもスタートラインとなりますが、ここから読みだしたノーマルデーターをドイツに送り、チューニングデーターが送られてきたところでいつもの“Ｈｙｐｅｒ≠bｈｉｐ”渾身の入魂この時すでに時刻は夜の１２時を過ぎ、午前様となってしまいました

　ハイパーチップ入魂前のオリジナルデーターは５１０ＨＰの７００Ｎｍですが、今回ハイパーチップのバージョンⅡを入れさせて頂きます。バージョンⅡの威力は 凄まじいもので、それぞれが６４０ＨＰに８４０Ｎｍと、信じられないぐらいのパワーアップを図ります試運転でも浮ｭてアクセルを踏むことはできませんが、異常がないことだけ確認をして地獄の走りは、オーナー様に試して頂くことに致します