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当社をひいきにして頂いているお客様より連絡が入り、従業員さんのルノーカーゴのミッションが変わらなくなり、エンジンも鰍ゥらないので見てくれないかとのご依頼を頂きました。お聞きすればディーラーまで積車で行ったが、定休日だとの事でそのまま当社まで運んで頂きました。
メーター内を覗いてみるとシフトの位置が『D』レンジに入ったままであることが分かります。よってこのままではエンジンを鰍ッることは出来ません。お聞きすればDレンジからバックに入れた際、勢い余って『P』レンジまで入ってしまい、慌ててバックに入れ直したがこの時からシフト操作が一切できなくなってしまったとの事です。
シフトレバーを動かしてみると手ごたえが軽く、エンジンルームからもミッションが切り替わるリンケージからの音もありません。となるとどこかでリンクが外れているのでは?という事でエアクリーナー等を外し、ミッションをのぞき込んでみます
しばらく見て調べているとミッションの上に、ボルトとナットが落ちていました。どこかで外れたのか付け忘れなのか、整備中に落とした物なのかは定かではありませんが、ミッションのリンクが外れているのは発見、はめ直してみますがリンクがどのように固定されているのかが分かりません
リンクの位置が奥にあることと真上からしか確認出来なく、あれこれと仕組みがどうなっているのか一生懸命鏡を使ってみるのですが全く分かりません。その時ひらめいたのが先程のボルトナットですひょっとしてこのボルトナットでリンクをかしめているのでは?と精、狭いスペースの中手探りでボルトを横から差し入れみると見事に入りましたそして今後抜けることの無いよう、ネジロックを施しナットを閉め込みます。
しかしこんなところが緩み外れるものなのか不思議でなりませんが、もともと緩んでいたところに、シフトを勢いよく変えたことでナットが外れ、ボルトも外れてしまったようですいずれにしても早い原因の究明と適切な処置が出来き、オーナー様にお返し出来ラッキーでした