今年４月の下旬、お客様のコンビニエンスストアオープンに合わせお伺いした際、和太鼓のパフォーマンスステージがあり、プロデューサーをご紹介頂いたこともあり、予てよりお誘い頂いていた、和太鼓集団「志多ら」の本拠地に、昨日の休みを利用して訪ねさせて頂きました。場所は同じ愛知県下の”北設楽郡東栄町”ではありますが、奥三河の山の中にあるまさに”神々が宿る”と言う言葉に相応しい自然に囲まれた所にあります。

　大雨の中狭い山道をひたすらのぼり、たどり着いた本拠地は廃校を利用した建物です。この場所で毎日太鼓の練習をするのはもちろん、事務局の本部でもありここの地に本拠を構えて２５年、自然を舞台に創作活動をしながら日本をはじめ、世界的にも活躍するプロの和太鼓集団です。

　本拠に到着後は事務局にて”志多ら”スタッフの皆さんの毎日の活と、今後の展望等を説明して頂きます。また地元で応援してくれる支援者が地元「奥三河」の地域の活性化を目的に６年ほど前に財団法人「ＮＰＯ法人てほへ」を立ち上げ、地元の情報発信や様々な交流体験事情企画などを行っているとの事です。

　演奏が始まるとすぐに全身の皮膚に鳥肌が立ち、演奏が進むにつれ五感を通じて何とも言い表しようの無い感動に包まれ、涙があふれ出てきます。これは何の感覚なのかは分かりませんが、あまりの澄み切った壮大な物語に、今まで感じたことの無いような感動を覚えました。本番どうよう１０８つの煩悩を持つ僕としては思わず「ごめんなさい!」と謝りたくなるような衝動にも駆られました

　そして最後には僕たちにも実際に和太鼓を叩かせてもらい、プロの方たちと一緒にセッションさせて頂き、楽しくも大変貴重なひと時を体験させて頂きました

　只今全国ツアー公演中の「蒼の大地」のスケジュールも決まっていますので、お近くであるようでしたらぜひ一度行ってみて下さい。日本人であればきっと感銘、心打たれるものがあると思います